ナウパカクラスでは、『ホーポエ』に取り組み始めました!
私たちからするとアートとも言えるフラですが、ハワイの人たちからすれば、守るべき伝統であり、文化であり、生活そのものだったりします。
そして、そのフラは、炎の女神ペレをなくして語ることはできません。
ちなみに、ハワイ神話では、ペレの他にもたくさんの神がいるのですが、「超能力をもつ人物」です。日本人が考える、いわゆる「神」のイメージ(すべてを見通し、悪を罰してくれる、水戸黄門のような、徳の高い、全能の・・)、という感じではない場合が多いですね・・。
さらにちなみに、ハワイの人たちにとって、神は「昔話の人物」でも「架空の人物」でもありません。特にペレは、今現在この瞬間も、人の姿になってハワイで生活しているとも言われています(ハワイの知人談)。
話は戻り、炎の女神ペレの怒りの感情はすさまじく、本当に怖いです、、。
この『ホーポエ』の曲のストーリーはこうです。
ロヒアウ(カウアイ島の王子、イケメン)をめぐり、ペレは妹ヒイアカに嫉妬し、その怒りはおさまるところを知らず、全てを焼き尽くしてしまった、というお話です。
かわいそうに、ヒイアカの友達であるホーポエが大切にするレフアの森も焼き尽くされ、さらに、ホーポエ自身も焼かれて岩にされてしまったそうです。
(これ以上の「とばっちり」があるでしょうか・・?!)
1番:
キラウエアから流れでる溶岩のパワー
プナ海岸に流れゆく溶岩のパワー
それらは、ペレが生み出した火の玉
赤や黄色の溶岩の海は、
ペレの怒りが通る道
2番:
徹底的な破壊でちりじりに・・。
私のレフアの森が破壊された、と
ホーポエは泣き、ハエナの海のほうへ向かうも
逃げる道(命を守れる道)は無かった・・。
3番:
キラウエアは熱い。プナも熱い。
ペレの炎で焼かれてしまって。
人を大切に守ろう
レフアを大切に守ろう
恋人と愛し合う場所を大切に守ろう
ペレのハンパない怒り、容赦ない破壊力、を表現するのはとても難しいですが、とにかく、少しでもペレの力強さを表現しようと鋭意練習中です!!!
音源はマカハサンズさんのホーポエ(←よく知られている)です。マカハサンズさんらしい、幻想的な曲調に、ペレの怒りと、ホーポエの悲しさ、相反する二つをうまくあわせていきたいと思います!!!
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