『カハラオプナ』。その昔、カハラオプナというとても美しい女性が、嫉妬に狂った夫によって殺されてしまうという、、かなり怖いハワイ神話のひとつが描かれた曲です。殺されたカハラオプナをかわいそうに思った神々が、彼女をオアフ島のマノア渓谷にかかる美しい虹に変えたのだそうです。
実は彼女は何度も殺されるんです(怖すぎです・・)
そのたび、彼女の守護神であるフクロウにより蘇生され、また、(歌詞にも登場しますが)、マハナという命の恩人の青年やその家族に蘇生され保護されるのですが、嫉妬深い夫はあきらめず、最後にはとうとう、カハラオプナを蘇生できないほどに殺し切ってしまいます(もうやめて)
悲しい曲ですが、メロディがなんとも美しく・・。
では、歌詞の和訳をUPします。一部、個人の解釈があるかもしれませんがご容赦ください。
『Kahalaopuna』
by Robbie Cabral, Manu Boyd, Kenneth Makuakāne
Hanohano wale nō ʻoe あなたは本当に美しい
E ke ānuenue o Mānoa マノアにかかる虹
Kū kamahaʻo ʻo Kahalaopuna カハラオプナは、目を見張るすばらしさ
Pua lei a ka ua me ka makani 風と雨があわさって生まれた子供
Piʻo maila i ka lani ākea 大空に湾曲し、
Kou nani e hōʻike ʻia nei あなたの美しさが姿を現すのを
Ilihia ka manaʻo ke ʻike aku 見ると、圧倒され心がさらわれる
I ke awaiāulu a ke aloha 愛で心が縛られる
Hiʻi poli ʻia e Mahana マハナに愛され
I ka haka ʻolu a i ka piʻina 保護され、地下の水洞窟での水治療は
O Kawaiakahalaopuna 心地よくカハラオプナを癒す
I laila ka mahalo nui nou そこには、言い表せない(マハナへの)感謝がある
Na ka ʻaumakua ʻo ka pueo カハラオプナの守護神であるフクロウは
E alakaʻi i ke ala o ke ola カハラオプナの命の方向を導く
A he nani mae ʻole kou あなたの枯れることのない美しさは
Pau ʻole ka nohona i ke ao この地球で終わりのない存在
Haʻina ʻia mai ka puana お話をくりかえします。
No ke ānuenue o Mānoa マノアにかかる虹の話
Kū kamahaʻo ʻo Kahalaopuna カハラオプナは、目を見張るすばらしさ
Pua lei a ka ua me ka makani 風と雨があわさって生まれた子供
フラ動画はインスタグラムからご覧ください。
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