Naupakaクラスでは、1~3月、名曲「Lei Halia」の練習に取り組みました。4月以降、ご披露させていただくことを目標にがんばっていたのですが、新型コロナウィルスの影響で、イベントは軒並み中止・・。そんなわけで、Lei Hali'aデビューはしばらく「おあずけ」状態です(涙)
Keali’i Reichelさんの心染み入る歌声で練習させていただいております。
この曲は、オアフ島コオラウ山脈の荘厳な自然を背景に、愛の思い出が歌われています。
サビの部分の、「夜、静かな眠りの中、思い出で作られたレイ、その甘い香りが私を包む・・」のくだり、とても素敵ですね。
ところで、フラの曲は「で、その愛、今はどうなったの?」と聞きたくなる曲ばかりだと思いませんか (笑)。そのへんの解釈を楽しむのは、聴き手の自由ということで、よいでしょうか。(というわけで、以下、持論です笑)
1番、3番に出てくる、コオラウ山脈の描写は、その美しさと同時に、重々しさ、自然の厳しさが伝わります。なんとなく、人の人生の「苦悩」の側面が示唆されているような気がするんですよね。そんなことから、私は、今はもう手元にない愛を歌っているのかな、なんて想像しています。
一方、2番の、豪華に茂るパラパライ、雨に打たれるアヒヒの若い目、そんな情景は、当時のキラキラしていた愛の営みが、今もはっきり思い出されているような感じで、人の喜びそのものですね。
切なさ、喜び、、いろんなものが混じった人生と思いますが、それらを超えた先にある「人の優しさ」のようなものを上手に表現したいな、と思っています。
それって、まさにKeali'i Reichelさんの歌声そのものとも思います!
では、和訳をUPします。一部、個人的な解釈/意訳があるかもしれませんが、ご容赦ください。
『Lei Hali'a』
1.ラニフリは、祭壇のように飾られている
ヌアヌの霧によって
円形の崖に、層になって積み集まっているのだ
コナの風が繰り返し強く吹くことで
※ 思い出で作られたレイは
私を甘く優しい香りに包む
夜更けの静かな眠りの中、
私の心によびかける 2.シダの葉は豪華に茂る
霧雨の中ではまた違った美しさをみせる
アヒヒの若い目は
優雅にマイレと絡まる
※繰り返し(Hui)
3.コナフアヌイは肩にその重さをかついでいる
重い雲を持ち上げているのだ
それはキロハナで(最高のもの)、輝きそびえる
夜遅くにヒナノの香に包まれて
※繰り返し(Hui)
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